日光・東照宮東照宮 陽明門彫刻
陽明門彫刻
陽明門鳥瞰図・彫刻の位置
彫刻・弾琴(だんきん)
音楽を演奏したり聴いたりすることで心を清らかにする。
彫刻・囲碁(いご)
勝負事も正々堂々という精神修養が込めれれている。
彫刻・訴人(そにん)
訴えをするために周公に訴状を渡す人たちと周公(左端の人)
彫刻・周公聴訴(しゅうこうちょうそ)
周公は周の名宰相で何事があっても話を傾けるという聖人像
彫刻・孔子観河(こうしかんが)
孔子が河を見ていて、時の移り変わりの激しさを嘆いている場面を表現している。
彫刻・展書(てんしょ)
精神修養の一環で書と触れ合う様子が表現されている
彫刻・観画(かんが)
人格教養の一環として絵を描くこと、それを鑑賞して評価する
彫刻・琴高仙人(きんこうせんにん)
琴高仙人は琴を得意とした超国の人で長寿の術を操り200年間上空を飛び回った。
龍の子を捕まえると言って川に入り、川底から鯉と共に現れた
彫刻・黄仁覧(おうじんらん)
中国の南城の人で、遠地に単身赴任したが妻が寂しかろうと妻の両親が毎晩娘のもとに来ようかと言ううと主人は毎晩帰ってきているという。
黄仁覧は青龍に乗って数千里を往復していた。
彫刻・鐘離権(しょうりけん)
唐時代の威陽生まれの人で大きい剣の上に乗って水の上を渡る
起死回生の医術を習得し多くの人を救済した
彫刻・費長房(ひちょうぼう)
後漢時代の汝南の人で、口から五彩の雲を吐き、電工を生じさせる仙人。
空中を自在に飛び回っているのを見ている人たちが表現されている。
彫刻・王子喬(おうしきょう)
周の霊王の太子で白鶴を呼び寄せて背中に乗って飛び回ったという。
この人物が費長房とされている。
彫刻・梅福仙人(ばいふくせんにん)
前漢時代の寿春の人で漢の役人だったが悪政に嫌気がさし辞任し仙術を体得した。
鸞(らん)の背中に乗り天下を周遊し1000年の寿を保った。
彫刻・鉄拐仙人(てっかいせんにん)
中国隋朝時代の人で鉄の杖を空に投げて龍となし、その龍に乗って自在に去来した。
口から魂を吐き出している場面を表現している。
彫刻・鄭思遠(ていしえん)
鄭思遠は移動時に、父虎に乗り、子虎には仙薬や衣服を担がせた。
彫刻・四睡(しすい)
中国の天台山国清寺の豊干(ぶかん)が、弟子の寒山(かんざん)、拾得(じっとく)
および常に騎乗している虎といっしょに眠っている。幽寂悟道の禅の真理を示す。
彫刻・福禄寿と寿老人(ふくろくじゅ、じゅろうじん)
彫刻・張良(ちょうりょう)
彫刻・商山四皓(しょうざんしこう)
中国秦代末期、乱世を避けて陝西省商山に入った東園公・綺里季・夏黄公・甪里(ろくり)先生の四人の隠士。みな鬚眉(しゅび)が皓白(こうはく)の老人であったのでいう。
彫刻・虎渓三笑(こけいさんしょう)
慧遠という学僧が白蓮社を結成、西方往生を期し、30年の間、山を出なかった。
ある日、陶淵明と陸修静の両人が彼を訪ねて清談し、
両人の帰る際、慧遠は送りに出たが話が尽きず、
いつもは虎渓に架かる石橋を出たことがないのに気づいたときには、
虎渓を数百歩も過ぎていたので3人は手を打って大いに笑ったという。
彫刻・西王母と東方朔(ぜいおうぼ、とうほうさく)
人びとの運命をつかさどる神とされたほか,民間信仰でも不老不死の女神と
西王母の植えた桃の実を盗んで食べ、仙人になって八千年の長寿を得た東方朔。
彫刻・三聖吸酸(さんせいきゅうさん)
道教の黄庭堅、儒教の蘇東坡が金山寺の仏印禅師をたずねたとき、
桃花酸という酢をなめ、三人とも眉をひそめたという。
三教の一致を諷するもの。老子、孔子、釈迦として描くこともある。
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